台湾を去った日
荷詰めされてどんどん積まれる段ボールに囲まれながらテレビを見る豆太郎。
航空便4箱、船便90箱。
4年弱で、荷物も随分増えました・・・。
荷物を出し終えて、空っぽの部屋にしみじみしつつ、
マンションのすぐ真裏にあるホテルに移動。
部屋の引き渡しの関係で4泊5日のホテル生活。
洗濯機と乾燥機もあるので、割と快適なホテル暮らし。
マンションから徒歩3分の小学校、
ホテルはさらに目の前なので、徒歩30秒で校門に到着。
妖怪ウォッチの組み立てフィギュアに夢中な子供たち。
ゆるーい台湾、休み時間にさっそく開けてます。
台湾へ渡った頃はまだ3歳だった豆太郎。
3年半の滞在で、すっかり少年へと成長しました。
マンションの真裏にあった小学校。
台湾に来た当初は、豆太郎が中国語を喋れるようになるなんて全く想像できず、
ここなら近くて便利なのにね、なんて冗談のつもりで言っていたのに。
現地小学校で1年以上を過ごして、中国語が更にペラペラになり、
台湾人の子供たちと仲良く過ごしている姿を見るのが、本当に頼もしかった。
最後の1カ月は、あっちに買い出し、こっちに買い出し、
バタバタと過ごしました。
近所の野良ワンちゃん、これからも元気でね。
ホテル暮らしの数日は、主婦には楽ちんの外食生活。
最後の食べおさめに、鼎泰豊の小籠包は外せない。
鼎泰豊からの帰り道。東門市場を通り抜ける。
怪しい路地裏に最初は通るのを躊躇したけれど、
薄汚い通りもすっかり日常に。
マンションも、これで見納め。
裏の公園も、お世話になりました。
そして最終日の前日、お気に入りのドリンクスタンド河堤上的猫に寄って、
校庭で遊ぶ豆太郎たちを見ながら、ジュース片手にHちゃんママとお喋り、
台湾最後の晩餐は何を食べようか・・・、
そんな事を色々色々思案していたのに・・・。
まさかの台風直撃。
学校も会社も休みになり、外に出る事も出来ず、丸一日ホテルに缶詰め。
最後の最後に台湾名物、停班停課(政府発令の元、会社も学校も休みになる)。
とりあえずホテルで朝食を食べ、
昼はホテル隣接のレストランでも行くか、と思ったら、
台風のため、営業休みになっていた!!!
外食するにも近所の店はすべて停班になっているので、
ホテルの計らいで、食堂に簡単な軽食が用意されていた。
魯肉飯、貢丸湯、泡麺・・・。
魯肉飯もカップ麺も好きな豆太郎は、大喜び。
あとは、お菓子と飲み物で食いつなぐ。
そして夜。
もう少し豪華な軽食が用意されるのかと思ったら、むしろ逆だった。
ご飯はなくなり、食パンとジャムにマーガリン・・・。
あまりに乏しいので、豆男爵が近くのコンビニに買いに行ってくれました。
開いててよかった・・・。
台湾最後にホテルに缶詰め、最後の晩餐までもコンビニ飯になるだなんて。
台湾人の友達に、この写真を送ったら、
「もう一回美味しい晩餐を食べに台湾においで、ってことだよ!」
と大笑いされました。
ほんとのほんとの最終日。
朝の出発まで少し時間があるから、学校の校門まで行って、
豆太郎の友達に最後のバイバイを言いに行くつもりでいたのに、
まさかまさかの2日連続停班停課。
同じマンションで仲良くなった台湾人ママさんはホテルまで見送りに来てくれて、
仲良しHちゃん一家には、空港に行く途中でマンションに立ち寄って挨拶をして、
新竹を出発して桃園空港へ。
小雨降る中、最後のフライト。
家族3人、ど緊張の中スタートした台湾生活。
気が付けば3年半が過ぎていて、
幸いな事に日本人の友達にも、台湾人の友達にも恵まれ、
たくさんの異文化コミュニケーションを体感できました。
ま、私の中国語レベルは・・・・・ね(笑)
カエル沼にとってのアナザースカイ、台湾。
謝謝、台湾!
幾年後我一定會回來台灣玩喔
再見!
と、最後を締めくくったけれど、
台湾の忘備録として、こちらも細々と更新を続けるつもりです。
更新してない旅行記とか、載せたかった記事がいっぱいあるのよねー(笑)